カフェインレスで夜でも飲める「玄米コーヒー」を作ってみよう!
朝、香り高い1杯のコーヒーは体を目ざめさせ、やる気を起こさせてくれる魔法の飲み物ですね。
夜の1杯となると、カフェインが効いて寝られなくなるという側面も持っています。
また1日に何杯も飲むと胃の調子が悪くなる人も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ところで玄米コーヒーってご存知ですか。コーヒーの一種のようなニュアンスがありますが 実は玄米だけを長時間炒り上げ、コーヒーのように黒くした香ばしい飲み物です。
市販の玄米コーヒーは味も価格もピンからキリで選択に迷いますが、今回は自分で作る方法を ご紹介します。
手作り玄米コーヒーの作り方
①フラウパンの底に1~2センチの厚みになるよう玄米を入れて中火にして木べらでかき混ぜる。
②玄米がはじけないよう気を付けて木べらで混ぜ続ける。焦げそうなら弱火にして調整する。
③およそ2~3時間である程度黒くなってくるので終了する。
アメリカンタイプの玄米コーヒー ※さらにコクを出すには火を入れることが必要になります。
さらに3時間以上炒ると食物繊維や ポリフェノールが大幅に増えます。
フライパンで炒る加減がポイント
フライパンでの炒り加減で味が大きく変わります。焦げないよう火加減を調節し、木べらで 混ぜ続けなければ炭になったり、はじけたりします。
間違えると嫌な苦みが出たり、味もそっけもない ものになってしまいます。
焦げないよう色を付けていくのがポイントです。
手作り玄米コーヒーの挽き加減と保存方法
出来上がった玄米コーヒー(粒)は大変熱くなっているので不用意に触ると火傷しますので注意してください。
飲み物として使う場合、粗びきで抽出するか粉にしてお湯に溶かして飲みます。 炒り加減が甘いと抽出液は薄茶色となりあまり美味しくなりません。
粉末は旨味が出やすくおいしく飲めます。 保存方法としては酸化と湿気による劣化に気をつけるようにします。
酸化のことが気になる方も多いと思いますが 湿気にも気を付けてください。香りが飛び、せっかくの香ばしさが半減します。
エージレスやシリカゲルを用いて 保存することがおすすめです。
プロがつくった玄米コーヒーは最高の味わい
フライパンで玄米コーヒーを手作りするとは可能ですが何時間も付きっ切りで火加減や木べらで 混ぜ続けるのは大変骨の折れる作業となり、さらに焦げないようにはじけないようにつくることは 至難の業と言っても過言ではありません。
これはプロといえども簡単なことではなく、長年の経験と専用の焙煎機を駆使して最高の玄米コーヒーを 作ることが可能となります。
焙煎歴26年の職人が作る玄米コーヒーを一度お試しください。