OEM生産の仕組みとメリットについて
最近OEMという言葉をよく耳にするようになりましたがご存知ですか。
OEMとは他社ブランドの製品 を製造することで、自動車や化粧品業界など様々な業界に拡がりつつある業態のことです。
今回はOEMついて基礎知識やメリット、デメリットを含め詳しく説明して疑問にお答えしてまいります。
OEM生産とは
OEMとは、オリジナル・エクイップメント・マニュファクチャリング(Original Equipment Manufacturing)の略で製造メーカーが他社ブランドの 製品を製造することを言います。
委託者側から言えば他社製品を自社ブランドとして仕立てることといえましょう。
ODM生産とPBとの違い
その他、ODM(オーディーエム)やPB(ピービー)など似た用語がありますが異なる手法です。
ODMは委託者のブランドで製品設計と生産も行う手法で委託者の負担が大幅に軽減されます。
委託者のブランドで製品設計・開発→生産までおこないます。
台湾や中国のパソコン業界や携帯電話 業界で採用されているやり方です。
PB(プライベート・ブランド)は小売店・卸売業者などの流通業者が独自に企画販売するブランドのこと で、製造メーカーは製造のみを担当します。
自社で商品の価格を決定できるメリットがありますし独自販売のため 差別化を図ることができます。
OEM生産のメリット
OEM生産は生産を依頼する側(委託者)と生産する側(受託者)双方にメリットがあります。
委託者側は工場設備を持つ必要がないことでコストの削減や需要に対して生産量を柔軟に調整 できることで在庫リスクを減らせます。
受託者側は製造依頼により生産量の増加となり利益につながる。販売が好調であれば生産量が 持続しメリットは非常に大きくなります。
米を原料としたOEM生産の事例
私たちの国は瑞穂の国とも呼ばれ古より米との深い関わりの中にあります。
主食をはじめ酒、味噌、醤油やもち、せんべいような米菓子など生活全般から信仰や慶弔に 至るまで米との関係は挙げれば切りがありません。
食品加工や流通などが発達した現代、ほどんどの米加工品は外部へ委託して作ることが可能と なっています。
焙煎工房MATSUOでも玄米コーヒーのOEM生産に積極的に取り組んでいます。
特に米農家の皆様!経営上、問題点や悩みはありませんか。 例えば中米が出る、古米が出る。
自作のコメで利益を取れる商品を作りたい。等々 このように少しでも考えたことがある方は玄米コーヒーのOEMをぜひご検討ください!お待ちしています。